386煙AMP 研究編 Part.11 本家スモーキーアンプの研究 

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386煙AMP 研究編 本家スモーキーの研究

 

ここまで研究を続けていると、

本家スモーキーの音と回路が知りたくなります。

 

ということで、手に入れて研究です

 

これがスモーキー

 

 sm-1.jpg

本当にタバコの箱に入ってます。

直径50mm弱の透明スピーカー

いい音します。

 

基本的には研究してきた音と同じ、

でも、歪み具合がいい感じ。

外部スピーカー端子もあって

つなぐと内部スピーカーはOFFになります。

解体1

 

sm-2.jpg 

 

ジャックと基板は一体型

基板を紙テープでくるんであります。

スピーカーにも樹脂がベッタリとついてます・・

思ったよりもスピーカーコードは細め

解体2

 

 sm-3.jpg

 

箱と回路の固定は「ホットボンド?」

外装が紙なのに

箱の交換は考えてられていない

思い切った設計です。

電池も箱にはられたシールをはがして

交換する潔さです。

ジャックと基板

 

sm-4.jpg 

 

 

やっと出てきた基板

 ついてる部品は47μFのコンデンサ2個?

ジャックは基板にじかつけ

心臓部

 

 sm-10.jpg

 

OPアンプはJRC386D

これまた同じ

 

 

 

回路解析

 

s_smokey.jpg 

(出力部は省略)

外部出力プラグ挿入で

内部スピーカーがOFFになる様に

両面基板なので解析しづらいのですが、

テスターで当たってみると、t多分左図。

 

47μFのコンデンサ2個は推奨回路での

CCUP「出力DCデカップリング」

CB「V0のリップル除去」

目的の箇所に挿入

 

で、 

電源につながるコンデンサは無し!

 

GAIN200倍時は、1番と8番ピンを

10μFのコンデンサでつなぐはずが

1番と8番ピンは直結 

 

結論

 

 

シンプルです

 

煙草箱という小ささでも

歪みがなかなかイイです。

 

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